野口勝宏 - NOGUCHI Katsuhiro 直近のニュース(https://noguchi.photo/_/news/)
●プロフィール 野口勝宏(のぐちかつひろ)/福島県猪苗代町生まれ。写真家。 「福島の花の美しさで世界の人々を笑顔にしたい」と「福島の花」シリーズを制作。 2012年オランダ国際園芸博「フロリアード」日本政府館にて「福島の花」が紹介される。 2014年〜2016年開催の福島県観光キャンペーン「福が満開、福のしま。」においてはJR東日本のメインイメージに採用されポスター・駅構内装飾・ラッピング車両を花の作品でデザイン。 2016年5月より就航したANA特別塗装機「東北フラワージェット」(ボーイング737-800)の機体を東北の花作品でデザイン。福島空港においては全日空カウンターや搭乗橋などを花の作品で彩り、国際線一階には『野口勝宏「福島の花」美術館』が常設される。 キヤノンギャラリー銀座・大阪・仙台・札幌他、成田国際空港他で写真展開催。 ロンドン、パリ、上海、香港、オーストラリアなど海外においても写真展示。 2019年5月ニューヨーク日本クラブギャラリーにて個展開催。 2013年APAアワード日本広告写真家協会 奨励賞受賞。 第35回 Nikon Photo Contest 2014-2015 Still Photo部門 グランプリ受賞。 著書に「Fukushima Flowers 福島の花」玄光社刊・「ここは花の島」(帯文 谷川俊太郎)IBCパブリッシング刊などがある。 日本記者クラブ会員 Japan National Press Club (JNPC) 日本広告写真家協会会員 Japan Advertising Photographers' Association (APA) ●花で街を明るくしたい。花の力で人を元気にしたい。被写体に向き合う時にいつも心の片隅にある思いです。 東日本大震災は平穏だった日常を大きく揺るがし、福島に住む私自身にも先の見えない不安が重くのしかかっていました。そんな中、希望の風を運んでくれたのは、いつもと変わらずに芽吹いた野辺の植物でした。大地が傷ついた混乱の春にあっても、己を失うことなくいつもと変わらずに芽吹いたその姿には、どんなに言葉を尽くしても表現できないほどの深い慈しみと澄みきった強さがあふれていました。それ以来、「福島の花」を撮影して表現していくことが私のライフワークとなりました。花の写真を見てもらうと、幼い頃の思い出や花自慢、今は亡き大切な人の記憶につながるエピソードなどがそれぞれに語られます。その時点で私の存在など花の前にはかすんでしまい、花の周りを飛び交う一匹の昆虫になってしまったような気持ちにさえなります。 当初は震災の厳しい現実から目をそらしたい一心で没頭していた花の撮影でしたが、いつの頃からか花を撮ることで私自身の気持ちは穏やかに変わっていきました。やがて花を提供してくれる方たちとのつながりが生まれ、花を中心にすると皆が幸せな気持ちに変わっていくという不思議さを日々体感するようになりました。 今では言葉の壁、国や文化、立場の違いさえも飛び超えて共感しあえる花の歓びを、少しでも多くの方に感じて欲しいという思いにつき動かされて日々活動しています。「福島の花」をご覧いただいた方々に、福島が美しい花の島である事を感じていただき、私たちがふるさとへの誇りを持ち続けていることを知っていただけたら何よりも嬉しく思います。
国連持続可能な開発会議(リオ+20)主催 外務省/環境省ジャパンパビリオンに於いて「福島の花」を日本大学工部柿崎隆夫教授によるプレゼンテーションで紹介される。
ふくしまを楽しむ情報誌「Mon mo」にて「福島の花」写真・文:野口勝宏の連載が始まる。
福島放送KFB、福島テレビFTVの番組内で花の作品とともに紹介される。
ギニア共和国大使館、べナン共和国大使館、アフリカの子供達へ、オスマン・サンコンさんを通して「福島の花」の作品を有志協力のもと贈り感じ合える心をひとつにする。
2017年4月
2017オハラブレイク アーティスト参加。
2017年10月
2018年10月
2019年11月
2022年7月